畑から南北戦争時代の金貨700枚超、価値数億円か 米
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【7月15日 AFP】米ケンタッキー州の農場のトウモロコシ畑で、南北戦争(American Civil War)時代の金貨700枚以上が発見された。売りに出されており、取引価格は数百万ドル(数億円)と見込まれている。
鑑定会社や販売会社GovMint.comによると、「グレート・ケンタッキー・ホード(Great Kentucky Hoard)」と呼ばれる700枚以上の金貨が見つかったのは今年。正確な場所や発見者については明らかにされていない。
GovMint.comが投稿した動画には、男性が金貨を掘り起こし、「とんでもない物」が見つかったと話す様子が捉えられている。
GovMint.comによると、硬貨が造られたのは1840〜1863年で、1ドル・インディアン金貨、10ドル・リバティー金貨、20ドル・リバティー金貨が含まれている。
1863年にフィラデルフィアで鋳造された極めて希少な20ドル・リバティー金貨も18枚あり、GovMint.comによれば、コレクターの間では6桁ドルで取引されている。
鑑定会社は「グレート・ケンタッキー・ホードは、南北戦争の産物で、150年以上行方が分からなくなっていた可能性がある」と指摘している。(c)AFP