【7月14日 AFP】米国防総省は13日、先月武装反乱を起こしたロシア民間軍事会社ワグネル(Wagner)について、現在ウクライナで「重要な役割」は果たしていないとの見解を示した。

 国防総省のパット・ライダー(Pat Ryder)報道官は定例会見で「ワグネル部隊は現在、ウクライナでの戦闘作戦支援において大きな役割は担っていないとみている」と述べた。ワグネル戦闘員の大部分が今もウクライナのロシア占領地域内にいるとしている。

 ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は、反乱を終結させ、ベラルーシへ亡命することでロシア大統領府と合意した。しかし、現在、同氏の消息は不明となっている。(c)AFP