【7月13日 AFP】国際移住機関(IOM)のサファ・ムセフリ(Safa Msehli)報道官は12日、AFPに対し、スーダンでは正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」との戦闘が3か月近くに及んでいるの伴い、300万人以上が家を追われていると訴えた。

 IOMによると、240万人超が国内避難民となり、72万4000人近くが国外に逃れている。ムセフリ氏は、「こうした人々は住んでいる場所から立ち退かざるを得ず、生き延びるために退避した」とし、戦闘の即時停止を呼び掛けた。

 一方、国連(UN)のフォルカー・ペルテス(Volker Perthes)事務総長特使(スーダン担当)はベルギー・ブリュッセルで記者団に対し、現在の戦闘は「民族、部族、イデオロギーを巻き込んだ紛争に変容しており、本格的な内戦に近づいている」と指摘した。

 戦闘により、これまでに約3000人が死亡。国連は、西部ダルフール(Darfur)では人道に対する罪が発生している恐れがあるとしている。

 ペルテス氏は、スーダンで「人道危機が再び起きつつある」と強調。「私自身は国際刑事裁判所(ICC)に付託する立場にないが、ICCは状況を注視していると思う」と述べ、危機を招いた軍や組織の幹部の責任を追及する動きを支持する姿勢を示した。(c)AFP