【7月13日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)は12日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は7-6(7-3)、6-4、6-4で第6シードのホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)を下し、4強入りを果たした。

 世界ランキング1位のアルカラスは、要所を抑える展開で同じ20歳のルーネにストレート勝ち。ウイナー35本、アンフォーストエラー13本の内容で、ブレークポイントも試合を通じて一つしか与えなかった。

 自身初のウィンブルドン4強入りは「正直、信じられない。テニスを始めた頃からの夢だった」。これでグラス(芝)コートでの連勝も10とし、「素晴らしいレベルでプレーできている。このサーフェスでここまでのレベルでプレーできるとは思っていなかった。信じられない」と自身のパフォーマンスに満足感を口にした。

 準決勝では、第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)と対戦する。勝てば、決勝では連覇を狙うノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)との注目の一戦が実現する可能性がある。ジョコビッチはもう一方の決勝で第8シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)と顔を合わせる。(c)AFP