【7月12日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)は11日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第8シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は6-4、3-6、6-2、6-2でロマン・サフィウリン(Roman Safiullin)を退け、初の四大大会(グランドスラム)準決勝進出を果たした。

 第2セットで崩れたところから立て直しての勝利に「タフな試合だった」と振り返りつつ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と激突する準決勝には「良いメンタル」で臨みたいと話した。

 ジョコビッチとは昨年の準々決勝でも対戦し、そのときはセットカウント2-0から逆転負けを喫した。「ノバクがセンターコートで10年間負けなしなのは知っているし、厳しい試合になるだろう。だが、ひょっとしたら自分の日になるかもしれない」と意欲を語った。(c)AFP