【7月10日 AFP】ラグビースコットランド代表のFBスチュアート・ホッグ(Stuart Hogg、31)が9日、現役引退を発表した。以前に9月開幕のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)後に現役を退く意向を表明していたが、即時の引退と説明した。

 スコットランドラグビー協会(SRU)を通じてコメントを発表し、3度目のW杯となるはずだったフランス大会出場へ向けて「全力で闘ってきたが、体は自分のやりたいことや必要なことをできなかった」と明かし、「いつかこの日が来るのは分かっていたが、こんなにも早く訪れるとは思っていなかった」と記した。

 ホッグは2012年の代表デビュー以来、通算100キャップを獲得し、スコットランド代表歴代最多となる27トライを記録。20〜22年はキャプテンを務め、ブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)の遠征メンバーにも13、17、21年の3度選出された。(c)AFP