米財務長官、「直接」対話呼び掛け 中国副首長と会談
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【7月9日 AFP】中国訪問中のジャネット・イエレン(Janet Yellen)米財務長官は8日、北京市内で何立峰(He Lifeng)副首相と会談し、経済課題をめぐる「直接」対話と協力拡大を呼び掛けた。
イエレン氏は、2022年の米中間のモノの貿易額が過去最高を更新した点に触れ、「貿易・投資の拡大に取り組める余地は大きい」と語った。その上で、「特定の経済慣行をめぐり懸念すべき点があれば、直接話し合うべきであり、そのようにしていく」と述べた。
これに対し何氏は、昨年11月にジョー・バイデン(Joe Bide)大統領と習近平(Xi Jinping)国家主席が会談して以来、「予期せぬ事象」によって関係改善に向けた努力が妨げられたことに遺憾の意を表明。「首脳同士の合意項目の実現に際して幾つかの問題点があった」と指摘した。
ただ、イエレン氏の今回の訪中や前日の李強(Li Qiang)首相との会談を受け、「中国としてはあなたと首相との合意項目を誠意をもって実行し、具体的な行動につなげていくつもりだ」と語った。
国営新華社(Xinhua)通信によると、中国側はイエレン氏に対し、米国による制裁・規制措置に「懸念を表明」。ただ、双方は地球規模の課題については協力を推進することで一致した。(c)AFP