ジョコビッチ15回目の16強入り、アルカラスは3回戦進出 ウィンブルドン
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【7月8日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)は7日、男子シングルス3回戦などが行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、6-1、7-6(7-5)で往年の宿敵スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)を下し、自身15回目の4回戦進出を決めた。
男子歴代1位に並ぶ通算8回目のウィンブルドン優勝と、通算24回目の四大大会(グランドスラム)制覇を目指すジョコビッチは、準々決勝進出を懸けた次戦、第17シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)を迎え撃つ。同選手とはこれまで5回対戦し、いずれも勝利している。
ジョコビッチが頂上決戦に向けて順当に勝ち進んでいる中、昨年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)王者で第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)も2回戦で6-4、7-6(7-2)、6-3で世界84位のアレクサンドレ・ミュラー(Alexandre Muller、フランス)に勝利。3回戦の相手は第25シードのニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry、チリ)に決まった。
一方、前日から順延となっていた2回戦では、第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)が6-3、6-3、7-6(7-5)でアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)を一蹴し、2018年大会で敗れた相手に雪辱を果たした。
大会4日目の前日、メドベージェフは2セットを先取して第3セットを4-4としたところで試合が順延となったが、再開後にすぐさまタイブレークを制して勝負に決着をつけた。
第6シードのホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)は6-3、7-6(7-3)、6-4でロベルト・カルバレス・バエナ(Roberto Carballes Baena、スペイン)を下し、ウィンブルドンでは初めて3回戦に駒を進めた。
第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)と第8シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は、それぞれダビド・ゴファン(David Goffin、ベルギー)とカンタン・アリス(Quentin Halys、フランス)に勝利し、ベスト16入りを決めた。(c)AFP/Dave JAMES
