【7月7日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)は6日、セサル・アスピリクエタ(Cesar Azpilicueta)が母国スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に加入すると発表した。

 11年在籍したチェルシーで公式戦508試合に出場したアスピリクエタは、プレミアリーグやイングランドFAカップ(FA Cup)、イングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup)、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)、クラブW杯(2019 FIFA Club World Cup)など九つのタイトルを獲得。その熱心なプレーぶりとさまざまなポジションを務める意欲でファンの人気を博した。

 チェルシーのトッド・ボーリー(Todd Boehly)会長と共同経営者のベフダド・エグバリ(Behdad Eghbali)氏は、発表文の中で「セサルは戦士として、王者として、そして忠実なチェルシーのレジェンドとしてクラブにいつまでも変わらない足跡を残した」とたたえた。

 33歳のアスピリクエタは、アトレティコと1年契約を結んでいる。(c)AFP