イノベーションがもたらすシーン、公園は新たな姿で光り輝く
このニュースをシェア
【7⽉11⽇ Peopleʼs Daily】中国各地の公園はここ数年、方式や方法のイノベーションを図り、改造とグレードアップを加速させて緑地の質を高め続けている。施設もさらに充実し、都市の「顔面偏差値」と人びとの生活の質は押し上げられた。データによると、都市部では2012年に39.22%だった市街地の緑化カバー率は2021年に42.06%まで上昇し、1人当たりの公園緑地面積は11.80平方メートルから14.78平方メートルに拡大した。
湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)にある常青公園では5Gスマート管理システムを使って空気や水の質、土壌の乾燥度をリアルタイムでモニタリングすることができる。そしてこれらデータを公園の維持管理に活用すると同時に、湿地のデジタル化・スマート化保護を推進して生命力に満ちた美しい景観をつくり上げている。
広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)では創新公園の運動エリアが近隣住民に人気だ。同公園は人びとの運動需要に応えるために広さ約1200平方メートルの運動広場と約5000平方メートルのサッカー場を新設しており、市民の男性からは「改造後の公園は花の観賞だけでなく体を鍛えることもできます。一挙両得です」との声が聞かれた。
多くの地域の公園が改造・グレードアップの過程で目立たない遊休スペースを巧みに利用することで、訪れる市民の体験を豊かにしている。
重慶市(Chongqing)の栖霞鎮(Qixia)では、栖霞公園の近くに住む肖本芳(Xiao Benfang)さんが「ここは以前、荒れた傾斜地でした。今は広場が整備され、私は毎日ダンスをしに来ています。きれいで快適です」と話した。
公園の建設には「緑を植える」ことに加え、文化的要素の融合、都市の歴史的文脈の伝承も必要だ。北京市(Beijing)昌平区(Changping)では改造を終えた大運河源頭遺跡公園が今年4月に正式に対外開放された。同公園は元・明の時代の白浮泉の歴史的・文化的風貌を再現しており、オープンから2か月で訪れた観光客は16万人を超えている。関係責任者によると、昌平区は今後、水利科学の普及を巡る実践活動を打ち出し、読書会やフォーラムを常態的に開催して運河文化を伝えていく考えだ。
一方、上海市では宛平劇院(Wanping Theater)に隣接する東安公園(Dong'an Park)が「公園+演劇」の道を歩んでいる。湖畔では、中国式の趣に満ちたあずまやが水を隔てて向かい合い、それらをつなぐ歩道とともに天然のパフォーマンス空間をつくり上げている。湖岸の緑地は見晴らしの良い観覧席となり、観客には没入型の鑑賞体験がもたらされる。
業界関係者は「公共空間の改造とグレードアップは都市の公共空間の文化的活力を引き上げると同時に、市民や観光客のライフスタイルを形作っている」と指摘し、将来的に公園という公共文化空間がより多く現れ、都市のイメージを向上させて都市の歴史・文化の足跡を記していくとの考えを示した。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News