【7月5日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)は4日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第3シードの前回女王エレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)はシェルビー・ロジャース(Shelby Rogers、米国)に苦戦しながらも4-6、6-1、6-2で勝利。試合後には、ロイヤルボックスにロジャー・フェデラー(Roger Federer)氏が座っていたこともあって緊張したと話した。

 ルバキナは数週間前からウイルス性疾患に苦しみ、ベット1オープン(bett1Open 2023)では早期敗退すると、イーストボーン国際(Rothesay International Eastbourne 2023)は棄権を強いられ、不安を抱えたまま今大会を迎えた。

 その中で、フェデラー氏が見つめるセンターコートでの一戦に臨んだルバキナは、いきなり最初のポイントでダブルフォールトを犯して第1ゲームをブレークされ、そのまま第1セットを落としたが、その後はプレーを安定させて逆転勝利を収めた。

 苦戦の理由について、ルバキナは「もしかしたら、(フェデラー氏が見ていたことが)緊張した理由かもしれない。本当にロジャーのことが好きで、もっと若い頃からずっと彼のプレーを見ていたから」と話し、「センターコートの雰囲気や注目度も去年とは違った。去年は小さなコートからのスタートだった」と立場の変化も挙げた。

 またウィンブルドンでは今大会から、女子選手の生理に関する不安を和らげるため、全身白のウエアに関する規定が緩和され、ルバキナも白のウエアの下に黒いスパッツをはいて試合に臨んだ。ルバキナは「選択肢があるのはいいと思う。だけど私としては、全身白でも構わない」と話した。

 ルバキナは2回戦でアリーゼ・コルネ(Alize Cornet、フランス)と日比野菜緒(Nao Hibino)の勝者と対戦する。(c)AFP