【7月5日 CNS】端午の節句にあたる旧暦の5月5日(今年は6月22日)、中国では家族の健康を願い、ちまきを食べるのが伝統。湖南省(Hunan)婁底市(Loudi)大水坪村にあるちまき製造工場ではこの時期、忙しい日々が続く。今年は6月18日を中心に行われる恒例のネット通販セール「618商戦」と時期が重なり、多くの注文が集まった。

 ちまきの生産は湖南省の農村活性化策として大水坪村に導入された。村民に約60か所の雇用先を提供し、年間売上高は600万元(約1億1977万円)に上る。工場では、ちまきの他に餅や漬物、干し魚なども作っている。

 村では第2期プロジェクトが進んでおり、本格稼働すれば雇用先は500か所、年間売上高は1億元(約19億9613万円)を見込んでいる。(c)CNS/JCM/AFPBB News