【7月8日 CGTN Japanese】中国長江航務管理局の統計によりますと、2022年の長江本流航路区間の貨物取扱量は35億9000万トンに達しました。1億トンの大型港が15カ所あり、100以上の国や地域と通航・通商しており、航行能力が大幅に向上し、現代的な「黄金の航路」が形成されています。

 また、長江経済ベルト沿線の省・直轄市の経済規模が全国に占める割合は2015年比1.4ポイント増の46.5%に達し、デジタル情報、ハイエンド装備、自動車、家電、紡績・衣類の五つの分野で世界レベルの産業クラスターが形成されています。

 現在、長江本流・支流の高等級航路(水深、航路幅、船舶の通行能力などで一定基準を満たした航路)の総距離は1万キロ超に達しており、5万トン級の外航船が南京まで、1万トン級船舶が武漢まで、3000トン級船舶が重慶まで、また2000トン級船舶が宜賓まで、それぞれ直接の乗り入れが可能な「水上の高速道路」を実現しています。

 そして、長江中流域に建設された三峡ダムの閘門通航能力もさらに向上しています。2003年の通行開始以来、20年間の累計で99万隻以上の船舶、19億1000万トンの貨物、1200万人以上の旅客が三峡ダムを通過しました。19億1000万トンの貨物を40フィートコンテナに詰め込んだとすると、赤道22.4周する距離になります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News