【7月3日 AFP】2017年にマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao)を破り、ボクシング・WBO世界ウエルター級王座を獲得したジェフ・ホーン(Jeff Horn、オーストラリア)が2日、記憶障害を理由に現役引退を発表した。

 豪ブリスベン(Brisbane)で行われたタイトルマッチで、ホーンが判定3-0でパッキャオを破った試合は、同国スポーツの名場面の一つに数えられている。両者の再戦は実現せず、ホーンはその後テレンス・クロフォード(Terence Crawford、米国)に敗れて王座から陥落した。

 最後の試合は3年近く前で、現在WBOスーパーウエルター級暫定王者のティム・チュー(Tim Tszyu、オーストラリア)に敗れたが、正式に引退を表明してはいなかった。

 パッキャオ戦からちょうど6年がたち、35歳となったホーンは、地元紙クーリエメール(Courier-Mail)に対して、高額契約での復帰戦を打診されていたが断ったと明かし、「1試合で100万豪ドル(約9600万円)を得られていたが、富よりも健康の方が重要だ」とコメントした。

「正直に言うと、心配なことがある。記憶に問題を抱えているんだ。脳の検査を受けたが、このまま続けたらさらに悪化し、脳がもっとダメージを受けるリスクが非常に高いと言われた」

 ホーンの最終的な戦績な20勝3敗1分だった。(c)AFP