【7月2日 AFP】女子テニス世界ランキング2位で、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)覇者のアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)が1日、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)の開幕を前にした記者会見で、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関連した質問は受け付けないと強調した。

 サバレンカは5月から6月にかけての全仏オープン(French Open 2023)で、軍事侵攻や、ロシアの重要な同盟国である母国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領との関係について何度も質問を浴び、試合後の会見を拒否した日もあった。

 大会前の恒例の会見で、サバレンカは「断っておきたいのだけれど、政治の話をするつもりはない」と前置きし、「ここにいるのは、テニスの話をするためだけ。その点を尊重してほしい」とコメント。「政治関連の質問をするのなら、女子テニス協会(WTA)か大会側に聞いてほしい。過去の大会で話した私の答えを送ってくれるはず」と続けた。冒頭の発言をするように圧力があったのかという質問に対しては、「個人的な判断」と強調した。

 サバレンカは昨年、他のベラルーシとロシアの選手と同様にウィンブルドン出場を禁止されており、2年ぶりの登場となる。観客にどう受け入れられると思うかという質問に対して、サバレンカは「何も期待していない」と話しつつ、「ただ、以前と同じように応援してほしいとは思っている。そうであってほしい」と願った。(c)AFP/Dave JAMES