韓国の70代「メディアに露出」武術家…喧嘩の末、日本刀で隣人の手首切り落とす

【06月30日 KOREA WAVE】韓国で最近、70代男性が駐車場所でもめた末、50代男性を日本刀で切りつける事件が起きた。50代男性は死亡し、警察は殺人容疑で70代男性を調べている。容疑者は武術家としてメディアに紹介されたこともある人物という。

事件が起きたのは今月22日午前7時ごろ。京畿道（キョンギド）広州市（クァンジュシ）のマンションの駐車場で、70代男性が駐車場所をめぐって隣人男性（55）と口論になり、自宅から持ち出した日本刀（長さ約100センチ）で切りつけた疑い。隣人男性は右手首を切り落とされ、ドクターヘリで病院に運ばれたが、同日午後3時すぎ、出血多量で死亡した。

KBSテレビによると、この70代男性は「高齢の武術家」として、これまでメディアに何度も取り上げられた人物という。付近住民は「70代男性は普段から自宅の壁に刀を展示していた。2人ともトラックを運転しており、わだかまりがあったようだ」と話している。

70代男性は2015年に銃砲火薬法上の所持許可を受けて日本刀を所持していたという。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News