【6月30日 AFP】テニスの不正監視団体ITIAは29日、男子テニスのカミル・マイフシャク(Kamil Majchrzak、ポーランド)に対し、ドーピング違反で13か月の出場停止処分を科した。

 昨年2月に自己最高の世界ランク75位に到達したマイフシャクからは、禁止薬物の陽性反応が数回出た。違反を認めているものの、「故意に禁止薬物を摂取した」ことについては否定している。

 昨年11月30日に暫定的な処分を受けたマイフシャクの資格停止期間は今年12月29日までとなっており、テニスの公式大会への参加などが禁止されている。

 マイフシャクは昨年、インドで開催されたマハラシュトラ・オープン(Tata Open Maharashtra 2023)で4強入り、ジュネーブ・オープン(Gonet Geneva Open 2022)などで8強入りを果たしていた。四大大会(グランドスラム)での最高成績は、2019年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)で記録した3回戦となっている。(c)AFP