中国・仏山市副市長と在広州日本国総領事が会談 さらなる交流促進を約束
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【東方新報 7月1日】亀井啓次(Keiji Kamei)在広州日本国総領事一行が6月26日、「仏山伊丹友好交流センター」にて広東省(Guangdong)仏山市(Foshan)の周紫霄(Zhou Zixiao)氏と会談した。
周副市長は亀井総領事の初めての同センター訪問を歓迎、仏山市の経済や社会の発展の状況を紹介した。その中で副市長は、同センターが仏山市と日本の友好都市伊丹市(Itami)との友好の証であり、仏山市と日本の各界との交流を発展させる重要な拠点でもあると指摘した。
近年同市政府は日本企業の同地への進出、発展を非常に重視しており、進出企業のためのビジネス環境整備に力を注いできた。同市は今後さらにバイオ医薬、精密機器、水素エネルギー、文化と旅行などの分野で日本企業との交流、協力関係を強めていきたいと望んでいる。
亀井総領事は「今年は中日平和友好条約締結45周年に当たり、領事館でもこの機会に仏山市との経済貿易や文化交流をさらに強化したい。仏山伊丹友好交流センターを通した交流活動の可能性を検討しましょう」と応じた。
その後両氏は、開催中の「『友誼・合作・発展』仏山市対外友好交流写真展」を見学した。
なお、この面談には同市の鄧燦荣(Deng Canrong)二級巡視員、また外事局から劉暁明(Liu Xiaoming)局長と蘇慧懿(Su Huiyi)副局長も参加している。
仏山市と伊丹市は1985年5月8日に国際友好都市を締結。同センターは両市の協力交流の発展のための場所として、伊丹市の出資で、仏山市と伊丹市が共同で建設し、90年に落成している。同センターは現在華南地区で唯一の日本との友好建築物で、長年にわたり両市の経済貿易、教育文化、技術人材交流などの面で友好往来のプラットフォームとなり、また仏山市の「対外友好交流の窓」にもなっている。(c)東方新報/AFPBB News