【06月30日 KOREA WAVE】
ロッテ免税店モバイルパスポートサービス(ロッテ免税店提供)
ロッテ免税店モバイルパスポートサービス(ロッテ免税店提供)

経済活動再開(リオープニング)以後初の繁忙期を迎え、韓国の免税業界ビッグ4である「ロッテ」「新羅(シルラ)」「新世界(シンセゲ)」「現代(ヒョンデ)」の百貨店・免税店が、営業時間を新型コロナウイルス感染以前のように正常化するなど回復に総力戦を繰り広げる。

海外旅行の再開で内外国人の免税店利用が増えたため、ショッピングの利便を高めて、需要を取り込もうとしている。各種プロモーションとともに実物パスポートなしで免税ショッピングが可能な「モバイルパスポートサービス」の導入も図っている。

現代百貨店免税店は午前9時30分から午後6時までの貿易センター店の営業時間を7月1日から午後8時まで延長する。東大門(トンデムン)店の営業時間は昼12時30分~午後9時から午前11時~午後10時に拡大する。

ロッテ免税店は7月7日、明洞本店・ワールドタワー店から営業時間を正常化する。現在午前9時30分から午後6時30分までの営業時間を、平日(月~木)は午後8時まで、週末(金~日)は午後8時30分まで延長する。新型コロナで2020年2月4日から国内の市内店の営業時間を2時間ほど短縮して以来、約3年5カ月ぶりの正常化だ。釜山(プサン)店と済州(チェジュ)店も今後、営業時間を調整する計画だ。

新世界免税店は現在、午前10時30分から午後6時までの営業時間を、7月14日から月~木曜日は午後8時、金~日曜日は午後8時30分までに延長する。

ホテル新羅免税店は8月1日からソウル店の営業時間を午前9時~午後6時30分から午後8時まで延長する。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News