リモートセンシングデータがより正確に 中国の地理空間情報技術が新たな進展遂げる
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【6月29日 CGTN Japanese】北京で開催中の「2023地理情報ソフトウエア技術大会」で27日、中国が独自開発した最新のクロスプラットフォームリモートセンシング地理情報システム一体化ソフトウエアが公表されました。この技術は中国のデジタル化事業の進展を後押しすることに一役買います。
このソフトは、衛星リモートセンシングで取得したデータと地理情報システムのソフトウエア分析を融合させたもので、大量のリモートセンシング映像の迅速な処理・分析、効率的な保存・管理・配布・共有を実現し、映像の取得から応用までの時間を大幅に短縮し、リモートセンシングデータの正確性を高め、各業界での応用需要により強力なデータサービスを提供できます。
中国の三次元地理情報技術の発展に伴い、ビッグデータ、人工知能(AI)、第5世代移動通信システム(5G)、ブロックチェーンなどの次世代情報技術とこのソフトの融合は、天然資源の管理・モニタリング、国土空間計画などの面での応用が一層広まることになるとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News