【6月29日 AFP】サッカーサウジアラビア1部リーグのアル・アハリ(Al-Ahli Saudi SC)は28日、セネガル代表GKエドゥアール・メンディ(Edouard Mendy)の獲得を発表した。イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)からサウジ1部クラブへの移籍は、今シーズン終了以降で3人目となった。

 22‐23シーズンの後半戦にケパ・アリサバラガ(Kepa Arrizabalaga)にポジションを奪われていたメンディは、チェルシーからの退団を選択。アル・アハリが支払う移籍金は1600万ポンド(約29億円)と報じられている。

 アル・アハリは31歳のメンディが契約書にサインする映像とともに「ようこそメンディ、世界最高のGK」とソーシャルメディアに投稿した。

 20‐21シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-2021 )制覇に貢献したメンディだったが、昨年のW杯カタール大会(2022 World Cup)以降では1試合の出場にとどまっていた。

 メンディは、アル・イテハド(Al-Ittihad Club)に移籍したヌゴロ・カンテ(N'Golo Kante)、アル・ヒラル(Al Hilal)に加入したカリドゥ・クリバリ(Kalidou Koulibaly)に続いて、チェルシーからサウジ1部へ活躍の場を移す。

 またチェルシーからは、ハキム・ツィエク(Hakim Ziyech)もアル・ナスル(Al Nassr)への移籍が目前と伝えられている。(c)AFP