インテル・マイアミ バルサ元指揮官マルティーノ氏を招聘
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【6月29日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミ(Inter Miami)は28日、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)やアルゼンチン代表で指揮官を務めたヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)氏の監督招聘(しょうへい)を発表した。新指揮官は、リオネル・メッシ(Lionel Messi)と再びタッグを組むことになった。
マルティーノ氏はバルセロナとアルゼンチン代表でメッシを指揮。直近ではメキシコ代表監督を務め、2018年シーズンにはアトランタ・ユナイテッド(Atlanta United)を優勝に導き、MLSでの経験も持っている。
今季東カンファレンスで最下位に沈むインテル・マイアミがフィル・ネビル(Phil Neville)前監督を解任した後、大方の予想ではマルティーノ氏が指揮官につくとみられていた。60歳のマルティーノ氏は、就労書類作業が完了し次第、ハビエル・モラレス(Javier Morales)暫定監督を引き継ぐ。
クラブの共同オーナーを務める元イングランド代表のデビッド・ベッカム(David Beckham)氏は、マルティーノ氏について「サッカー界で尊敬を集める人物で、実績がそれを物語っている」とし、「彼の実績と監督としての経験が、チームを鼓舞し、ファンを興奮させると確信している。ピッチ内外で彼が与える影響を目の当たりにするのを楽しみにしている」と述べた。
メッシはフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)との契約満了をもって退団を選択し、インテル・マイアミへの加入を表明している。またインテル・マイアミは、こちらもバルセロナ時代にマルティーノ氏の指導を受けたセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)の加入も見込まれている。(c)AFP