PSGのリコが意識回復、意思疎通も 乗馬事故で一時重体
発信地:バルセロナ/スペイン
このニュースをシェア
【6月29日 AFP】乗馬中の事故で重体となっていたサッカーフランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)のGKセルヒオ・リコ(Sergio Rico)が、昏睡(こんすい)状態から覚めて意識を取り戻し、再び意思疎通をできるようになっていることが分かった。
妻のアルバ・シウバ(Alba Silva)さんが前週、リコが昏睡状態から覚め、「光が見えた」と地元メディアに語っていた中、病院関係者も28日にAFPの取材に対し認めた。
スペイン出身のリコは、同国南部アンダルシア(Andalusia)州エルロシオ(El Rocio)で乗馬中に事故に遭い、5月28日からセビリア(Seville)市内の病院に入院。外傷性脳損傷を負って昏睡状態に置かれていたが、シウバさんによれば、現在は家族を認識して名前を言える状態だという。
リコは地元クラブのセビージャFC(Sevilla FC)で2度のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)制覇を経験した後、2020年にPSGに完全移籍した。(c)AFP