【6月26日 CGTN Japanese】2008年5月12日、中国南西部に位置する四川省(Sichuan)はマグニチュード8の大地震に襲われました。当時、がれきの下から救出された郎錚(Lang Zheng)くんはわずか3歳でした。急ごしらえの担架で運ばれていく郎錚くんは、救ってくれた人民解放軍の兵士に、手を上げ敬礼して感謝の意を表しました。この姿に人々の心は打たれ、その写真はインターネット上で広がりました。

 15年たった今、郎錚くんは背丈185センチの明るい若者に成長しました。今年は大学の全国統一入学試験を受け、637点という好成績を取り、文系の四川省トップ30にランクインされています。現時点で、北京大学(Peking University)や清華大学(Tsinghua University)、中国人民大学(Renmin University Of China)など一流の大学から入学要請を受けています。

 郎錚くんは15年前の出来事についての記憶は薄れてはいるものの、感謝の気持ちだけは忘れることはないようです。「将来、どの大学に入ってもどの都市にいても、感謝の気持ちを持ち続け、一生懸命勉強に励んでいく。国や社会に役立つ人になって、優しくしてくれたすべての善意に恩返ししたい」と話しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News