【6月26日 AFP】ロードレース世界選手権、第8戦オランダGPは25日、MotoGPクラス決勝が行われ、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のフランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)が優勝を果たした。

 オランダGPでの連覇は、2004年、05年に優勝したバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi)以来となった。

 ポールポジションからスタートしたムーニーVR46レーシングチーム(Mooney VR46 Racing Team)のマルコ・ベッツェッキ(Marco Bezzecchi、イタリア)が2位に入り、レッドブルKTMファクトリー・レーシング(Red Bull KTM Factory Racing)のブラッド・ビンダー(Brad Binder、南アフリカ)が3番手でフィニッシュした。しかし、ビンダーはトラック制限を超えたため降格となり、4番手だったアプリリア(Aprilia)のアレイシ・エスパルガロ(Aleix Espargaro、スペイン)が表彰台入りを果たした。

 昨季総合優勝を果たしたバニャイアは、総合2位につけるプラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)に35ポイント差の首位を守ってサマーブレークに突入しており、連覇に向けて一歩近づいた。同3位にはマルティンと1ポイント差でベッツェッキが続いている。

 シーズン再開は8月上旬の英国GPとなっている。(c)AFP