【6月26日 AFP】英国防省は26日、同国を含む西側10か国が訓練したウクライナの新兵が過去1年間で1万7000人を超えたと発表した。

 昨年6月、英国とカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、リトアニア、オランダの10か国は、ウクライナ軍の志願兵を対象に訓練を開始。

 英国主導の訓練プログラムを通じて、軍隊経験がほぼない新兵に武器の扱い方や戦地での応急処置、哨戒の方法などさまざまなスキルを伝授してきた。

 英国防省は、全員が5週間の「過酷な」プログラムに参加し、「民間人から兵士に」生まれ変わったとしている。

 英国は当初、最大1万人のウクライナ兵に訓練を実施するとしていたが、プログラムが延長された結果、対象者は来年までに約3万人に増える見通し。(c)AFP