【6月24日 AFP】英伝統の競馬レース「ロイヤルアスコット(Royal Ascot)」は23日、ロンドン西部のアスコット競馬場(Ascot Racecourse)でG3アルバニー・ステークス(Albany Stakes、芝約1200メートル)が行われ、フランキー・デットーリ(Frankie Dettori)騎手(52)が優勝し、ロイヤルアスコット通算80勝目も記録して二重の喜びを味わった。

 前日にG1ゴールドカップ(Gold Cup、芝約4000メートル)を制したばかりのデットーリ騎手は、この日最初のレースでポルタフォルトゥーナ(Porta Fortuna)に騎乗して優勝し、「アスコットで80勝目だ。夢がかなった」と喜び、「この場所が大好きだ。信じられない」とコメントした。

 さらに、同日のサンドリンガム・ステークス(Sandringham Stakes、芝約1600メートル)でもコピス(Coppice)に騎乗して同81勝目を記録したデットーリ騎手は、今季限りでの引退を表明しており、来年のロイヤルアスコットでは何をするか考えていないとしつつ、「とにかく、次のレースのことだけを考えて、その瞬間を楽しんでいる」と語った。

 一方、ポルタフォルトゥーナを担当したドナカ・オブライエン(Donnacha O'Brien)調教師(24)にとっては、これがロイヤルアスコット初勝利となった。同レース2着馬にくらを着けた父親のエイダン・オブライエン(Aidan O'Brien)調教師は、同80勝以上を挙げている。

 ドナカ氏は「父が何度も味わってきたことを経験できてうれしい」とコメント。父親のエイダン氏も、自身の馬が2着に終わったにもかかわらず息子の勝利を喜び、「ドナカのために大いに喜んでいる。彼は懸命に働いていたので、それが報われた」と語った。

 もう一人の息子であるジョセフ・オブライエン(Joseph O'Brien)調教師も、同日のデューク・オブ・エディンバラ・ステークス(Duke of Edinburgh Stakes、芝約2400メートル)で、調教したオキタソウシ(Okita Soushi)が優勝。デットーリ騎手の最大のライバルで、鞍上のライアン・ムーア(Ryan Moore)騎手が、今週5勝目にしてロイヤルアスコットで通算78勝目を記録した。(c)AFP