【6月20日 CGTN Japanese】アルゼンチンのマティアス・トンボリーニ経済副大臣(貿易担当)はこのほど、今年4月と5月に人民元建てで決済された同国の輸入が同期の輸入全体の19%に達したことを明らかにしました。

 トンボリーニ副大臣はSNSへの投稿で、「4月と5月に、アルゼンチンでは中国から輸入された商品27億2100万ドル(約3900億円)分が人民元建てで決済された。輸入を人民元建て決済することは、アルゼンチンの外貨準備の状況を改善し、経済情勢の調整コントロール能力を増強することに役立つ」と表明しました。

 アルゼンチン政府は4月26日、中国から輸入された商品については人民元建て決済を行うと発表しました。2022年の中国とアルゼンチンの二国間貿易額は213億ドル(約3兆円)を超え、中国はアルゼンチンにとってブラジルに次ぐ第2の貿易相手になりました。アルゼンチンは昨年、80億ドル(約1兆1400億円)分を超える商品を中国に輸出しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News