【6⽉21⽇ Peopleʼs Daily】中国・内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)は、草原生態補助奨励政策によって10年以上にわたり大草原を休養させた。林業分野では、商業目的の伐採を全面的に取りやめた。全国最大の国有林区である内モンゴルの大興安嶺林区も同様だ。国連が参考にすべき模範とするクブチ砂漠の整備では、草が1本もない黄色い砂の大地が緑で覆われるようになった。フルン湖(Hulun Lake)、烏梁素海(Ulansuhai)、岱海(Daihai Lake)の総合整備を継続することで、これらの湖の水域面積は安定するようになった。

「グリーン」こそが、内モンゴルの発展の底力だ。生態保護をしっかりと行うことは内モンゴルの責任であり、内モンゴルの潜在力を維持する行為でもある。生態保護を行うことで、内モンゴルの発展に尽きることのない力がもたらされる。

 内モンゴルは、国の重要なエネルギー・戦略資源基地だ。しかし内モンゴルは一方で「風光明媚」の地であり、新エネルギーの発電容量は中国でトップだ。内モンゴルは長所を生かして短所を補い、優れた技術を培って効率を高め、現代的エネルギー経済を強化している。内モンゴルが化石エネルギーの大資源地からクリーンエネルギー大資源地への転換を成し遂げる過程で、当初は「グリーン目的」だった風力発電や太陽光発電は「黄金」に変化した。内モンゴル自治区は2022年、再生可能エネルギーの設備の比率を約40%に、2025年には新エネルギーの設備規模を火力発電を上回らせると宣言した。内モンゴルのエネルギー産業体系は「グリーン電力」を絶えず発展させることで、新たな道を前進している。

 中国全国にとっての農畜産物生産基地である内モンゴルは、農業と牧畜業の質の高い発展を推進し続けている。自治区における化学肥料と農薬の使用量はここ数年で、ゼロ成長からマイナス成長に転じた。農作物のわらの総合利用率、家畜や家禽の糞・汚物の総合利用率、農業用フィルムの回収率は向上し続けている。米油、雑穀、豆類、乳製品、牛肉、羊肉など多くの分野で、グリーンで良質な農畜産物の供給能力が向上した。

 内モンゴルは面積の5割以上を、絶対的な生態保護対象とするレッドライン地域に組み入れ、7割以上を生態保護空間にした。内モンゴルにとって、これらは制約でない。グリーンで特色があり、強みがある現代産業体系を構築し、新エネルギー産業基地を構築し、「ダブルカーボン」目標の実現を積極的かつ妥当に推進するという確固たる決意と強い自信の表出だ。

 内モンゴル自治区は生産方式と生活方式の全面的なグリーンモデル転換を全力で推し進めることで自らの強みを発揮し、その勢いに乗って、明日に向けてより明るく広大な発展の道を切り開きつつある。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News