【06月20日 KOREA WAVE】
元祖江陵コーヒー豆パン(インスタグラムより)(c)news1
元祖江陵コーヒー豆パン(インスタグラムより)(c)news1

元従業員にレシピなどの技術を盗まれたうえ、その人物が始めた店のせいで「偽物」扱いされて悔しい――「元祖江陵(カンヌン)コーヒー豆パン」を製造販売している韓国のパン屋の主人が、自営業者のコミュニティでこう訴え、理解を求めている。

主人は自身の店を「2014年に特許出願をし、デザイン登録証と商標登録証を交付された本物の中の本物、元祖ブランド」と紹介した。

訴えによると、数年前、この店で3カ月だけ働いたことのある人物が、同じ商標で法人を設立した。この元従業員は盗んだレシピに少し手を加えて事業を始め、巧みな広報活動を展開した。さらにこの元従業員は「自分の店こそ元祖だ」と広め、年間売り上げ50億ウォン(約5億4700万円)以上を記録する企業に成長した。

「元祖」は年間売り上げ5億ウォン(約5470万円)にも満たないという。

主人は「今では店の前を通る人々は、私の店を偽物だと思っている」と怒った。

主人は4月末に不正競争防止法で元従業員を告訴した。ただ、紛争解決まで時間がかかりそうだ。

特許法上、食品関連特許権は若干のレシピ変更により特許侵害を避けることができる。裁判所は特許発明の構成要素の一部が同じだからといって権利を侵害されたとは判断しない。すなわち、レシピが完全に同一でない以上、特許権侵害にかからないということだ。

ただ、不正競争防止法によって有名店の商号や商品などを模倣したり、営業秘密を侵害したりする行為は法的制裁の対象となる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News