独シーメンス 中国での工場拡張に1.4億ユーロ投資
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【6月19日 CGTN Japanese】ドイツの多国籍企業であるシーメンスは現地時間15日、ハイテク工場やイノベーション実験室、教育センターなどに重点を置いて海外で20億ユーロを投資すると発表しました。中でもアジアは、中国西部の四川省(Sichuan)成都(Chengdu)にある工場の拡張に1億4000万ユーロを投資し、400人以上の雇用を新たに創出するなどで、投資強化の重点としました。
また、シーメンスのローラント・ブッシュ最高経営責任者(CEO)はこのほど北京で開催された「シーメンスデジタル経済フォーラム2023」で中国での投資拡大を宣言し、一連の具体的な措置を発表しました。四川省成都でのシーメンス工業自動化製品及び中国スマート製造拠点の設置やシーメンスデジタル科学技術(深セン)有限公司の設立などが含まれます。ブッシュCEOは、中国では現地のバリューチェーンをさらに強化し、自動化やデジタル化分野での研究開発と製造能力を高めていくと表明しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News