【6月13日 AFP】(更新・写真追加)ウクライナ中部のクリビーリフ(Kryvyi Rih)で13日早朝、ロシア軍による攻撃で6人が死亡、25人が負傷した。現地当局が明かした。同日、首都キーウなど複数の都市でもドローン(無人機)やミサイルを使った攻撃があった。

 クリビーリフの攻撃で、複数の建物が被害を受けた。軍当局は「救急隊が現場に駆け付けた。重傷を負った人がおり、がれきの下にもまだ人がいるとみられる」とメッセージアプリのテレグラム(Telegram)に書いた。ドニプロペトロウシク(Dnipropetrovsk)州の知事もクリビーリフへの攻撃で3人が死亡したと投稿した。当初は「死者と負傷者がいる」としていた。

 同日、首都キーウと北東部ハルキウ(Kharkiv)にもミサイルとドローンによる攻撃があった。キーウの軍当局は「最初の報告によると、敵は巡航ミサイル 『Kh101』か『Kh555』を使用した」と明かした。

 また、キーウ周辺を狙った敵のミサイルなどは全て検知し、防空システムによって破壊したとしている。現時点で死傷者や損害の情報はない。

 ロシア軍による同日の攻撃は、ウクライナが反転攻勢で七つの集落を奪還し、前進していると発表した翌日に行われた。(c)AFP