【6月11日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)を率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が10日、クラブ初の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)制覇について、「天命だった」と話した。

 シティは68分にロドリゴ(Rodrigo Hernandez Cascante)がこの日唯一のゴールを決めると、インテル(Inter Milan)が後半に複数のチャンスを逃す幸運にも恵まれ、クラブサッカー最大のタイトルをついに手に入れた。

 1-0の接戦について、グアルディオラ監督はBTスポーツ(BT Sport)に対し、「優勝はすごく難しかった」と認め、「選手は本当に素晴らしい。ハーフタイムには辛抱強くと伝えた。運も必要だ。(GKの)エデルソン(Ederson Santana de Moraes)がいなければ、あるいは相手が外していなければ、引き分けだったかもしれない。この大会はコインのようなものだ」と話した。

「優勝は天命だった。それがわれわれにはあった」

 今季はすでにプレミアリーグとFAカップ(FA Cup 2022-23)のタイトルも獲得しており、チームは3冠を達成。グアルディオラ監督はスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)時代の08-09シーズン、10-11シーズンに続く欧州制覇となった。監督は「チームはW杯(2022 World Cup)後に前進し、そこに到達できた」と続けた。

「ホテルへ戻って家族や友人とお祝いする。月曜(12日)はマンチェスターでパレードだ。この大会を含めた3冠は至難の業だ」 (c)AFP