【6月9日 AFP】7日にチェコ・プラハで行われたサッカーヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2022-23)決勝で、ウェストハム(West Ham)のファンが投げ込んだ物体がフィオレンティーナ(Fiorentina)の主将クリスティアーノ・ビラーギ(Cristiano Biraghi)の頭に当たったとして、フィオレンティーナが8日、欧州サッカー連盟(UEFA)に処分を要求した。

 ビラーギは30分過ぎにコーナーキックの準備をしていた際、ウェストハムの観客が投げ入れたプラスチックのカップが後頭部に当たり、残りの時間は包帯を巻いてプレーをした。

 フィオレンティーナは、今回の件を「強く非難する」とコメントを発表し、「(ビラーギは)頭に深い傷を負い8針縫ったが、そのままプレーを続けた」と説明。「(チーム全体の)パフォーマンスに影響する容認できない行為だ」と指摘した上で、「UEFAが今回の件を徹底的に検証し、犯人を適切に罰してくれると確信している」と述べ、再発防止を求めた。

 試合はウェストハムが2-1で勝利した。(c)AFP