洞庭湖、305日間にわたった渇水が終了 中国・湖南省
このニュースをシェア

【6月9日 Xinhua News】中国で2番目に大きな淡水湖、洞庭湖ではこのところ、長江三峡ダムの放水量増加などの影響により水位が徐々に上昇している。同湖の水位や流量のバロメーターとされる湖南省(Hunan)岳陽市(Yueyang)にある城陵磯水文観測所の水位は6日午前1時(日本時間同2時)ごろ、24・51メートルまで上昇して渇水水位線(24・5メートル)を上回り、さらに上昇傾向を維持している。
これにより、今年の増水期に入った後も解消せず、305日続いていた渇水期もようやく終わりを告げた。観測史上極めて珍しい長期間の渇水だった。(c)Xinhua News/AFPBB News