【6月8日 Xinhua News】中国は7日午後0時10分(日本時間同1時10分)、試験24号A、同Bなど26個の衛星を積んだ運搬ロケット「力箭1号遥2」を酒泉衛星発射センターから打ち上げた。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。

 衛星は主に商業リモートセンシングサービスに用いる。26個の衛星の同時打ち上げは国内最多記録となる。

「力箭1号」は現時点で中国最大の固体燃料運搬ロケットで、中国科学院力学研究所が中心となり、広州中科宇航探索技術が開発に参加した。最大離陸重量135トン、離陸推力200トン、高度500キロの太陽同期軌道までの運搬能力1500キロの性能を持つ。多くの重要技術で大きな進展を実現しており、中国の固体燃料運搬ロケット打ち上げ能力の系統を増やし、運搬ロケット分野の技術変革に重要な貢献をした。

 力箭1号の打ち上げは今回で2回目。(c)Xinhua News/AFPBB News