【6月7日 AFP】ウクライナ南部ヘルソン(Kherson)州のロシア支配地域にあるカホウカ(Kakhovka)水力発電所のダムが攻撃を受けて決壊した影響で、周辺の1都市と20以上の村で洪水が発生し、1万7000人が避難を強いられた。

 ダムが破壊されて、街に水が流れ込む光景を見ながら、被災したヘルソン市の住民は怒りを抑えきれない様子だ。地元ではロシアがダムを爆破したせいでドニプロ(Dnipro)川の水があふれて、道路や低地にある畑に浸水したとされており、地元住民はロシアを非難している。

 ある住民は「ロシアはけだものだ」「皆、死ねばいいのに」と話した。

 映像は6日撮影。(c)AFP