【6月6日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2023)は5日、女子シングルス4回戦が行われ、前回女王で大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は対戦相手のレシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko)の途中棄権により、準々決勝に駒を進めた。

 世界ランキング1位のシフィオンテクが第1セットを5-1とリードしていたところ、同66位のツレンコはめまいと息切れを感じて医師を呼び、プレー続行を断念した。この日、同じコート・スザンヌ・ランラン(Court Suzanne Lenglen)では前の2試合が合計8時間近くにも及んでいた中で、この一戦はわずか31分で終了した。

 シフィオンテクが準々決勝で迎え撃つ第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)は、スロバキアのアンナ・カロリーナ・シュミドローバ(Anna Karolina Schmiedlova)を7-5、6-2で下し、3年連続の全仏8強入りを決めた。

 シフィオンテクは昨年の決勝でガウフを6-1、6-3で退けて2度目の大会制覇を果たした。これまでガウフには6戦全勝としている。(c)AFP