【6月5日 CGTN Japanese】中国西部の青海省(Qinghai)玉樹(Yushu)チベット族自治州西部に位置する三江源(長江、黄河、瀾滄江の源流地域)国立公園の可可西里(フフシル)にある卓乃湖は標高5000メートルに近く、湖面面積は256平方キロです。このほど、現地でチャイナモバイルの5G基地局が運営を開始し、中国で最大の面積を誇り、最も標高が高い地域にある世界自然遺産の中心エリアが5Gネットワークを通じて世界とつながることができるようになり、三江源国立公園の「スマート化」管理をサポートすることになります。

 卓乃湖はフフシル国家級自然保護区の奥地に位置し、国家一級保護動物であるチベットカモシカが集中的に移動して出産する主要地域であり、チベットカモシカを保護する重要な観測ポイントです。これまで、保護区南部の察日錯湖周辺の五つの村と109国道の沿線地域のみ電波が通じていましたが、他の地域はネットワークでカバーされていませんでした。保護区での生態保護のリアルタイムモニタリング能力の向上、従来の人力のみによるパトロール方式を改善するため、チャイナモバイル青海公司はフフシル卓乃湖での5G専用ネットワークの建設に取り組み、「5G遠隔ビデオパトロール+現地監視」を組み合わせて、保護ステーションの管理機能の向上と保護ステーションのスタッフの安全性の向上を図りました。

 毎年6月、7月はチベットカモシカが卓乃湖エリアに移動して出産する時期です。5G専用ネットワークの建設を通じて初めて5G遠隔リアルタイムモニタリングが可能になると共に、卓乃湖でのチベットカモシカの出産をライブ中継することができ、遠隔モニタリングによってより良い保護、管理ができるほか、大衆の生態保護意識の向上にもつながり、進んだ科学技術を生態文明により役立てることができるようになります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News