【6月5日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2023)第6戦、ラリー・イタリア(Rally Italia Sardegna 2023)は4日、最終日が行われ、ヒョンデ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が優勝を飾った。

 大会を通じてトップがめまぐるしく入れ替わる展開の中、トヨタ(Toyota)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)がコースアウトした隙を突き、前日トップに立ったヌービルは、そのままラリー通算18勝目を挙げ、年間順位も5位から2位に上げた。

 チームメートのエサペッカ・ラッピ(Esapekka Lappi、フィンランド)が2位に入ってヒョンデがワンツーフィニッシュを達成。トヨタのカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)が3位表彰台入りを果たし、年間118ポイントとしてヌービルと25ポイント差の首位を守った。

 次戦は22日から25日にかけてサファリ・ラリー(Safari Rally Kenya 2023)が行われる。(c)AFP