【6月5日 AFP】女子ゴルフ米国ツアー、ミズホ・アメリカズオープン(2023 Mizuho Americas Open)は4日、米ニュージャージー州ジャージーシティー(Jersey City)のリバティ・ナショナルGC(Liberty National Golf Club、パー72)で最終日が行われ、ローズ・チャン(Rose Zhang、米国)がジェニファー・カプチョ(Jennifer Kupcho、米国)とのプレーオフを制し、プロデビュー戦で優勝する歴史的快挙を成し遂げた。

 プロデビュー戦での優勝は1951年のビバリー・ハンソン(Beverly Hanson、米国)以来。アマチュアでは141週にわたり世界ランキング1位に君臨していた20歳は、「何が起きているの? 信じられない」と喜んだ。

 この日は2打差の首位で出ると、ノーバーディーの2オーバー「74」とし、通算9アンダーでカプチョと並んだが、迎えたプレーオフの2ホール目でパーを取り勝利した。

 今年のオーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権(2023 Augusta National Women's Amateur Championship)覇者でもあるチャンは、これで米ツアーのシード権を獲得。これまではアマチュアとしてメジャー8戦を含むツアー13戦に出場し、最高成績は2020年のシェブロン選手権(The Chevron Championship 2020)で記録した11位タイだった。

 日本勢は古江彩佳(Ayaka Furue)が通算7アンダーで4位タイ、笹生優花(Yuka Saso)が同6アンダーで7位タイに入った。(c)AFP