海外にサーバーを置く違法ストリーミングサイト「ヌヌTV」(ホームページキャプチャー)(c)MONEYTODAY
海外にサーバーを置く違法ストリーミングサイト「ヌヌTV」(ホームページキャプチャー)(c)MONEYTODAY

【06月05日 KOREA WAVE】韓国文化体育観光省は警察庁、国際刑事警察機構(ICPO)とともに5月30日から6月2日までアジア各国の捜査機関と「違法コピー対応地域協力会議」を開いた。

参加国は▽ベトナム▽タイ▽ラオス▽インドネシア▽フィリピン▽マレーシア▽香港――の7カ国・地域。

会議ではコンテンツ違法流通に関する捜査共助の強化が主に議論された。同省と警察庁、ICPOが2021年4月に締結した業務協約で推進されている「ICPO違法コピー対応プロジェクト」の主要プログラムの一つだ。

警察と著作権関係者15人のほかにも視聴覚違法コピー防止連合(AAPA)、日本コンテンツ海外流通促進機構(CODA)など民間の専門家とICPO関係者、米国国土安保捜査局(HSI)韓国支部も参加した。

同省によると、今回の会議で最新サイバー捜査技術を各国が習得し、捜査事例を共有するなどコンテンツ違法流通捜査の強化を図った。参加国間ネットワークも構築する。

特に最近、大規模な違法ストリーミングサイトでドラマや映画などK-コンテンツの違法流通が問題になっている。違法サイトのサーバーはほとんどの場合、海外にあるため、韓国の立場としては海外捜査機関との協力が欠かせない。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News