【6月4日 AFP】サッカーイタリア・セリエAのACミラン（AC Milan）は3日、スウェーデン代表のFWズラタン・イブラヒモビッチ（Zlatan Ibrahimovic）が今季限りで退団すると発表した。ミランは4日に行われるエラス・ベローナ（Hellas Verona）とのシーズン最終戦でセレモニーを開くと明かし、「共に過ごした素晴らしい時間に感謝したい」とコメントした。

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　AFPはイブラヒモビッチの代理人に対し、ミラン退団後に引退するか質問したが、回答はなかった。

　しかし、イタリアメディアによれば、イブラヒモビッチは来季からACモンツァ（AC Monza）に加入する可能性があるとされている。

　41歳のイブラヒモビッチは2019年末にミランに復帰すると、チームの復活の原動力となり、昨季はリーグ優勝に貢献。だが、今季は度重なるけがに悩まされ、公式戦先発は1試合にとどまった。3月にはリーグ史上最年長ゴールとなる今季唯一の得点を決めたが、4月に試合前のウオーミングアップでふくらはぎを負傷。最後まで復帰できずにミランでのキャリアを終えることになった。

　ミランは今季4位で来季の欧州チャンピオンズリーグ（UEFA Champions League 2023-24）出場権を獲得している。今シーズンのチャンピオンズリーグではインテル（Inter Milan）に準決勝で敗れた。(c)AFP