【6月2日 AFP】南米チリ全土で、鳥インフルエンザの感染が広まっている。これまでにペリカンやカモメ、フンボルトペンギン、アシカなど53種に感染が確認された。フンボルトペンギンについては、国内に生息する個体の10%が死んでいる。

 H5N1型の鳥インフルエンザウイルスは、2022年10月に渡り鳥を介して中南米に持ち込まれ、大陸全体に拡大。これまでに約10か国で陽性が報告されている。

 チリ中部コキンボ州(Coquimbo)では、5月31日までに水産庁(SERNAPESCA)、農業牧畜庁(SAG)、森林公社(CONAF)の職員らが、具合の悪い鳥などを捕獲する姿が見られた。

 水産庁によると、北部では今年1月以降、アシカ7600頭以上、絶滅危惧種のフンボルトペンギン1186羽のほか、複数のカワウソやイルカの死骸が海岸で見つかっている。(c)AFP