【6月2日 AFP】サッカーフランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)について、3日にホームで行われるクレルモン・フット・オーヴェルニュ63(Clermont Foot Auvergne 63)戦がPSGでの最後の試合になると、クリストフ・ガルティエ(Christophe Galtier)監督が1日に明かした。

 チームがバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に敗れ欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)ベスト16敗退となった後、メッシはサポーターからたびたびブーイングを浴びせられているが、会見に臨んだガルティエ監督は「彼のパルク・デ・プランス(Parc des Princes Stadium)でのラストゲームになる。最高の歓迎を受けることを期待する」と話した。

 さらに、メッシに対する批判に「一度も」正当性を感じたことがないと述べ、今季公式戦21ゴール、20アシストの成績を指し、「彼はパサーとフィニッシャーとして、常にチームに貢献してきた」と強調。「サッカー史上最高の選手を指導できたのは光栄だった」と語った。

 メッシについては、スペイン1部リーグの古巣FCバルセロナ(FC Barcelona)復帰の可能性は薄れつつある一方で、数億ドル規模ともいわれる契約でのサウジアラビア移籍が取り沙汰されている。サウジアラビアでは現在、スペイン時代にしのぎを削った元レアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)もプレーしている。(c)AFP