【6月2日 AFP】ウクライナの首都キーウが1日、ロシア軍のミサイル攻撃を受け、子ども1人を含む3人が死亡した。一方のロシアは、同国南西部への「侵攻」を試みたウクライナ部隊を撃退したと発表した。

 ウクライナ空軍は、ロシアが発射したミサイル10発をすべて迎撃・破壊したと発表。市北東部のデスニャンスク(Desnyansk)地区では、落下したミサイルの破片により9歳児を含む3人が死亡、16人が負傷した。

 一方のロシア政府は、同国南西部ベルゴロドド(Belgorod)州で同日未明、「侵攻」を試みたウクライナ部隊を撃退したと発表。ロシア国防省によると、部隊は戦闘員70人と戦車5両、装甲車4台、トラック8台からなり、うち50人以上がロシア空軍の攻撃や砲撃により死亡したという。(c)AFP