【6月2日 CNS】中国自動車工業協会は5月16日、4月単月で中国の自動車製造業の工業付加価値は前年同期比44.6%増となったことを明らかにした。

 1月から4月までの期間では、自動車製造業の工業付加価値は前年同期比11.8%増。一定規模以上の産業の平均より8.2ポイント高くなっている。

 4月単月の中国における自動車カテゴリーの小売り売上高は3620億元(約7兆747億円)で、前年同期比38.0%増加した。これは消費財小売り売上全体の10.4%を占めている。

 また1月から4月までの期間では、中国の自動車小売り売上高は1兆4114億元(約28兆円)で前年同期比5.4%増、消費財小売り売上に占める割合は9.4%となった。

 また、1月から4月にかけて、中国の自動車製造業の固定資産投資は前年同期比18.5%増となり、全国の固定資産投資を13.8ポイント上回り、製造業全体の固定資産投資を12.1ポイント上回った。

 中国自動車工業会は理由について、マクロ経済と市場の需要が次第に回復していると説明。今後も中国の自動車市場で消費者の需要が伸びていくと期待している。(c)CNS/JCM/AFPBB News