【5月31日 AFP】ロシア軍は31日、ウクライナ南部オデーサ(Odesa)の港に停泊していたウクライナ海軍の最後の主要軍艦を破壊したと主張した。

 ロシア軍は定例会見で「5月29日、オデーサ港の係留施設に対する空軍による高精度攻撃で、ウクライナ海軍最後の軍艦『ユーリ・オレフィレンコ(Yuri Olefirenko)』を破壊した」と発表した。

 AFPはこの主張について独自に裏付けを取れていない。ウクライナ海軍報道官は、コメントを差し控えるとした。

 ユーリ・オレフィレンコは、兵士や軍用車両を上陸させるための中型揚陸艦。ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は昨年6月、同艦の乗組員に勲章を授与していた。(c)AFP