【5月31日 AFP】ロシア当局は31日、南部ベルゴロド(Belgorod)州における「状況の悪化」を受け、ウクライナ国境の村から子ども数百人を疎開させると発表した。

 同州の国境付近は、連日のように攻撃を受けている。先週には、ウクライナから越境してきた武装集団との戦闘も発生した。

 ビャチェスラフ・グラトコフ(Vyacheslav Gladkov)州知事はテレグラム(Telegram)に、国境に接する「シェベキノ(Shebekino)村の状況は悪化している」と投稿。「本日、シェベキノおよびグライボロン(Graivoron)の子どもの疎開を開始する」と明らかにした。

 第1陣として約300人が、国境から約250キロ離れた都市ボロネジ(Voronezh)へ避難するという。(c)AFP