【5月31日 CGTN Japanese】中国東部の山東省(Shandong)に住む女性はこのほど、酔っ払った夫が飼い犬のウェルシュ・コーギーを刃物で切りつけ、動けば殺してやると妻を脅したことをSNSに投稿し、助けを求めました。このことはたちまちSNSで話題になり、地元警察は法に基づき夫の李容疑者を逮捕し、12日間の行政拘留と300元(約5900円)の罰金を科しました。

 李容疑者は他人の安全を脅かし、中国の「治安管理処罰法」に違反しており、行政拘留を下されたのは、合理的で合法的なことです。李容疑者が悪質な手段で妻を脅したことは酒に酔ったためですが、実際には家庭内暴力の継続とエスカレートになります。

 中国の「家庭内暴力防止法」の規定によると、家庭内暴力には身体的暴力と精神的暴力の両方が含まれ、侵害行為があれば、その結果が傷害をもたらしたかどうかにもかかわらず、家庭内暴力とされます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News